【お役立ち情報】平成27年度補正予算による補助金について


…ものづくり補助金の拡充が見込まれています

平成27年度補正予算案の編成にあたって、自民党が策定する「中小企業・小規模事業者対策に関する緊急提言案」が明らかになりました。

その提言案の中で、ここ数年の中小企業対策の目玉施策である「ものづくり補助金」については、十分な予算規模を確保するべきとしたうえで、次のような拡充・見直し案が示されています。

◆現在1,000万円の支給上限額の引き上げを求める。
◆試作・開発段階での支援にとどまらず、補助金を利用して開発された商品やサービスの販路開拓まで一貫して支援する。
◆複数の企業が共同で実施する取り組みや、IoT(モノのインターネット)の活用事例を優遇する。
※モノのインターネット(Internet of Things、IoT)は、一意に識別可能な「もの」が
 インターネット/クラウドに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みである。
                               (ウィキペディアより引用)

「ものづくり補助金」以外の施策では、小規模事業者の販路開拓を支援する「小規模事業者持続化補助金」の継続も盛り込まれ、ITの導入による経営力の向上にインセンティブを与える案が示されています。

■小規模事業者持続化補助金の概要
この補助金は、小規模事業者が商工会議所・商工会の助言等を受けて経営計画を策定し、販路開拓(創意工夫による売り方やデザイン改変等)に取り組む場合に、その費用の2/3(上限50万円)の補助が受けられるというものです。

これらの補助金は、補正予算の成立を受けて例年2月ごろから募集が始まります。
補助金の活用をお考えの方は、事業計画策定の準備を始めてください。